葬儀で供える花の種類

葬儀で供える花の種類

葬儀で供える花の種類 葬儀には白を基調として落ち着いた雰囲気の、色々な種類の花が使われています。
代表的なものでは菊・スプレー菊・小菊です。
白い菊には「ご冥福をお祈りします」という意味があります。
白い色にはけがれがないことを表すこと、咲き方にまとまりがあって長持ちすることでよく使われます。
暑い夏でも長持ちするカーネーションも人気です。
母の日にカーネーションを贈るのは、白いカーネーションを亡くなった母親に捧げたことが由来になっています。
ユリやカサブランカはボリュームもあり日持ちもします。
白いユリは聖母マリアを象徴し、日本では美しいもののたとえになるほどゴージャスな形と香りで人気です。
また、これらを引き立たせるような色合いが良く、葬儀にむいている上品なものは、トルコキキョウ・水仙・蘭・デンファレ・グラジオラス・リンドウ・デルフィニウムなどがあります。
キリスト教では献花は白で、カーネーションや百合が使われることが多いです。

葬儀の際に飾られる花輪の値段や、選び方の注意点について

葬儀の際に飾られる花輪の値段や、選び方の注意点について 葬儀の際に置かれている花輪を飾りと思っている人も多いようですが、飾りではなくお供え物というのが本当のところです。
葬儀では多くの花が使われますが、それらは2つに区別されます。
祭壇の周りに飾られているものが供花であり、故人へのお悔やみの気持ちが込められています。
花輪も故人を偲んで送られますが、供花が生花であるのに対して、こちらは造花で作られていることが多いです。
大きさは花の部分の直径が約1.8メートル、高さが約3.3メートルになります。
基本的には造花で作られたものをレンタルして飾り、値段は10,000~20,000円くらいです。
主流は15,000円のもので、原則として白い花で作られ、地域や風習によって異なるところもあります。
送る時の注意点は相場のものを選ぶことと、序列をわきまえることです。
故人の同僚が送ったものが、会社が送ったものより豪華では困るからです。
慣れないことで選び方がわからない場合は、葬儀社に相談するのがいいでしょう。
故人との関係や相場、斎場の大きさを考慮して良さそうなサイズや値段のものを選んでくれます。